就業規則と厚生労働省

haruyuki04052005-12-21


なんでしょう、このお堅いタイトルは(笑)
最近メインの仕事は、

・採用(中途、新卒、アルバイト)
・来期スタートの人事制度作成
プライバシーマーク取得に向けた準備(規定や業務フローの整備)
・100名のアルバイト組織の採用〜教育制度の改革チーム統括
就業規則やもろもろ規定類の整備

あたりが同時並行で進んでいて、全く質が異なる仕事もありーので
とても面白い。(ピークはマジ死ぬかと思ったけど)

人事って今日明日に関する仕事はごく微量、今期来期の仕事が
まあまああって、数年見越した取り組みが一番キモなんだと
上記のような仕事をしていると痛烈に感じる。
これって経営視点に通じること。
経営視点だけど、経営者ともラインのマネージャーとも違う視点という
ある意味で斜に構えた感じがオモロイです。

上にあげたものの中で一番地味そうな「就業規則やもろもろ規定類」
がそろそろ仕上がるんだけど、これが結構奥深い。
よくクレジットカードとか何かの申込での免責事項やら、機械の保証書やら
あるけれど、決まりごとって会社や組織の考え方、価値観、何を大事にしているか、
を体言してるんだよね。
普段みない文書かも知れないけれど、普段なにげなくやっていることは
この規定類がもとになっているというまさに憲法なわけです。

で、会社にはトラブルがつきものでして、何かあったときはこの憲法にそって
ものごと進んでいきます。
退職時のごたごたをどのように成仏させるかとか、経営上のリスク回避を
どんな風に仕込んでおくかとか、

絡んできます。

でも今日一番印象に残ったのは育児休業規定を作っているとき。
交流会とかでワイワイやってる僕からは想像つかないと思うけど、厚生労働省
WEBとかで、「育児・介護休業法改訂のポイント」とか一時間くらいみてると
『役所も働く女性のことをいろいろ考えてるんだな!!』
なんて感銘を(ちょい大げさ)受けたりした。

決まりにしばられて度がすぎる官僚制はよろしくないけれど、ルールが何もないと
人は逆にやりにくく、力を発揮できない生き物なんだなと思う今日この頃。
最近トヨタカップってサッカーの大会あったけど、サッカーっていう競技は
選手と道具(ボールやグラウンド)とルールで成り立ってるからね。
ルールがあるから白熱するし、そもそもサッカーっていう概念がルールでできてるから。

なんかルールルールうるさくなってきたからこの辺で。
そんな私はルールにしばられるのが嫌いです(笑)

※最近家で赤ワインを飲むことが多い、の写真