温度を感じるか?

haruyuki04052007-04-16


今日はあいにくの雨。朝空をみたら、雨が今にも降りそうな天気だったのに、傘を持つのが面倒な僕はいつも通り鞄だけ持って会社にいった。当然帰りも少しばかり降られたけど、持ち歩くわずらわしさにくらべたら、はるかにマシ。そういうめんどくさがりなところは29歳になっても変わらない(笑)

そんな月曜日を迎えたわけだけど、先週末は映画『東京タワー』を観に川崎のへ。ちょっとローカルな話をすると、『ラ・チッタデッラ』という誰がみても日本人に馴染まない、愛着をもたれない名前を授かったショッピングモールのような場所だ。数年にできたのだけど、駅直結の『ラゾーナ』ができて早くも映画館は客足が遠退いている。
さてさて、その東京タワー、ご存知の通りリリー・フランキーの原作、もっこりもこみちの連ドラ、あと単発ものもあったのかな?で、映画は日本が誇るカメレオン俳優 オダギリジョーと、壮絶演技の樹木希林(字がちがう?)。もこみちはわざと変なヅラをかぶってキャラがよくわからなかったけど、オダギリジョーやばいね、リリーフランキーにみえた。

僕はこれまで原作もドラマもみたことなかった。ストーリーはいたってシンプルなのにこの重みはなんなんだろう。
日常にだれにでも起こりうる要素が多い。

最近、日常に近い話が妙に心に刺さる。やたらと自己投影する。

東京タワーでそれを感じたのは、ストーリーうんぬんよりも人物の感情、温度みたいなものが一つ一つ痛いほど伝わってきたからなのかなと思う。
最近読んでる『つっこみ力』という本(流行りの(○○力をもじったおバカ本)にも似たような主張がある。

正しくても面白くなきゃ意味がない。

何が正しいとか何がおきたとかよりも、そこに乗っかる温度のような、つかみどころのないもの。
なんてことをね、東京タワーをみて思ったわけですよ。

はあ、アイロンかけないと明日のシャツがないですよ。

写真は川崎『美人豚』のレバ刺し。ネギ多過ぎだけど美味☆