ビール工場見学

haruyuki04052008-10-12


昨日は横浜市鶴見区にあるキリンビールの工場見学にいってきた。京急 生麦駅。日本史にでてきた『生麦事件』はまさにここ生麦が現場。いまでも石碑が残るその場所をこえてまもなく 『キリンビアビレッジ』へ到着。工場見学なんて久し振りだ。大好きなビールだから、パン工場とはテンションがちがう。
製造工程は一通りだいたいは知っていたけど、一つ一つの工程を目の当たりにするとやっぱりズシリとくる。

途中で、『一番絞り用』のまだ発酵してない麦汁を試飲。甘苦く大人のお菓子のような味。ホップの苦味がいい感じ。

案内役の若いお姉さんに20人くらいの団体がゾロゾロついてく形式。説明も手慣れたもんだ。けど、ぼくの感心は団体を最後尾から見守る職員のおじいさん。いやおじいさんとおじさんの間くらいかな。職人のにおいがぷんぷんしてたので話かけると、やはり少しまえまでこの工場で現場にいたらしい。かれこれ30年やってきたまさに生き字引!?いまは嘱託で工場見学をサポートしてるという。

工場の歴史(キリンがこの地に工場を移転するまえからここ生麦という地名だった。はたまたま麦つながりだった)とか、麦汁をろ過する設備の話、いまは都市ガスだが昔は重油で(このひとは大量のモルトを煮沸するポジションを担当していた)エネルギーが安定しなかったなどいろいろ聞かせてもらった。

ビールの影に職人あり、職人に歴史あり でした。

奥深さを堪能したあとは工場内でした飲めないビールたちを軽く頂いた。

さらにビールが好きになった一日だったな。

また違うブリュワリーにいってみよう。



デュンケル



麦汁のゼリー入り。なかなか美味