相田みつを美術館にいく

haruyuki04052006-03-12


一部のひとには話しているのだけど、最近アート、創作、文化、伝承みたいなことに急に興味を持ち始めた。自分の新たな自己表現の一つと考えてるんだけど、先達の自己表現に触れようと、今日は相田みつを美術館に行ってきた。2、3ヶ月周期で企画がかわるらしく、いまは『めぐり逢い』がタイトルになっている。なぜか深々と帽子をかぶって休日の丸ノ内を一人歩き、国際フォーラム地下の美術館へ。相田みつをについて、たまにみかける作品以外何も知らなかったことに気付く。戦中戦後に青春時代を過ごしたこと、在家のまま仏法を学んだこと、、etc
相田みつをの写真や肉声に触れられるコーナーがあった。
ああいう なごませな作品を作るくらいだから、さぞかしほとけみたいな風貌かとおもいきや、キリっと力強いした目とシャープな面持ち。でも肉声は安心感に満ちた優しいものだ。
たぶん館内に一時間以上いただろう。
素朴な言葉に思わず込み上げるものがあり、何度か帽子をさらに深々とかぶった。
作品から共通して感じるのは、彼の
素直に自分を受け入れる
弱い自分も受け入れる
じっくり力強く突き進む
姿勢、熱さに自分まで感化される。
こういう時間を過ごしたのは、大学卒業時の一人旅以来かな。
いやし、なごませ、力強さを呼び覚ますような、そんな存在に自分もなりたい。