修羅場・・・

今日は人事として辛い場に立ち会った。
経営者からの通達(?)と本人の主張のぶつかる場。
そこに人事として立ち会った。
通達は金銭的なことも含むし、経営者の話は本人の人格にまで
言及する。

前職では、裏でそうしたやりとりがあるのは知っててもその場に
立ち会うことなんてなかったし、今回は正直どのように居たら
いいのか最初は困惑していた。
どちらに肩入れすることなく、第三者として両者にシビアに
接することだけ心にとめていた。

詳しくここで書かないけれど、本人からは後で
「中立的な立場で同席してくれてありがとう」
という感謝の言葉をもらった。

今振り返ると、どちらに肩入れすることなく経営者に対しても
『それは違いますよ』『それについてはこう進めましょうよ』
という主張ができたし、何より分裂すれすれの議論が最終的に
合意形成できたことに少しは貢献できたと思う。

自分の未熟さを感じながらも、自分の視点を持って主張できたことは
確か。
おそらくこれから月日がたっても忘れられないできごとになるだろう。

何より、人事の自分に「経営陣との話し合いに同席してほしい」と
言ってくれた本人に感謝したい。